BattleShipGame 海戦ゲーム Ver6.11 人工言語研究会 ■はじめに  このゲームはWindows環境上で遊ぶ海戦シミュレーションゲームです。  舵アイコンのBattleShipGame.exeを実行し、ゲームを開始します。  このゲームでは、プレイヤーと対戦相手が交互に艦船を操作し、相手の艦の居場所を  探って、敵艦隊を撃破してゆくゲームです。 ■動作環境  Windows 7/8.1/10  ※Windows Serverは正常動作の対象外となります。  ※動作には、それぞれのエディションに対応するVisual C++ ランタイムライブラリが   必要となる場合があります。   ・32bit版:Microsoft Visual C++ 2015-2019 再頒布可能パッケージ(x86)   ・64bit版:Microsoft Visual C++ 2015-2019 再頒布可能パッケージ(x64)  ※ランタイムライブラリは、2019年8月現在、下記アドレスの「Visual Studio 2019 の   Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ」から入手できます。   https://visualstudio.microsoft.com/ja/downloads/#other-ja-family ■インストール  当ディスク内のファイルをHDD内の任意のフォルダに保存してください。  ファイルが書き換え可能な場所であることが望ましいです。  32bit版と64bit版が同封されています。好きな方をインストールしてください。  よく分からない場合は、32bit版(x86フォルダ内のデータ)をご利用ください。  64bit版のWindowsであっても、32bit版をご利用いただけます。 ■アンインストール  当ゲームをインストールしたフォルダを削除してください。  当ゲームでは設定情報はBattleShipGame.iniにあり、レジストリに保存していません。  セーブおよびログの保存フォルダが自動的に作成されますので、不要な場合はそれらの  データファイルをフォルダごと削除してください。  Windows版のデフォルトでは「ドキュメント」フォルダ内の「BattleShipGame」フォルダ  にセーブおよびログデータが保存されています。 ■モードをえらぼう  まずは以下のモードから遊ぶモードを選びます。  【ARCADE MODE】 様々な海域でCOMの艦隊と連戦するモード。  【STORY MODE】 シナリオに沿って課される様々な任務をこなしていくモード。  【VERSUS MODE > SINGLE MATCH】 1プレイヤー、1チームで対戦するモード。  【VERSUS MODE > TAG MATCH】 複数プレイヤーでタッグを組みチーム戦を行うモード。  【VERSUS MODE > WATCH MODE】 友人たちのネットワーク対戦を観戦するモード。  【INTERNET MODE】 インターネット経由で対戦するモード。下記※を参照。  【SYSTEM CONFIG】 音声や画面などの各種設定を変更します。   ログやセーブの保存先も変更できます。   ※【INTERNET MODE】について   LAN内ではなくインターネット接続(WAN)を利用した対戦のためのモードです。   利用には別途配布されている「BattleShipGame Internet Server Ver6.11」を入手し、   自身で対戦用サーバーを準備していただくか、すでに稼働ずみであるインターネット   サーバーのアドレスとポート番号を把握する必要があります。   「BattleShipGame Internet Server Ver6.11」は2019年8月現在、試供版プログラムの   提供のみであり、公式のインターネット対戦サービスの提供はしておりません。   ただし、インターネット対戦サービスの試験運用を行なう可能性はあります。インター   ネットの試験運用情報に関しては、当サークル「人工言語研究会」のウェブサイト   (https://artificial-lang-labs.info/)をご確認ください。 ■ストーリーモードのあそびかた  1. タイトル画面で「STORY MODE」を選択してください。  2. ゲームの始め方を選択します。   【NEW GAME】 新しくストーリーモードを始める場合はこちらを選択してください。   【LOAD】 過去のセーブデータを読み込んで続きから遊ぶ場合はこちらを選択    してください。ロード画面が表示されます。  3. 新しくストーリーモードを始めるとき   【NEW GAME】ボタンを選択して、シナリオ、難易度、プレイヤー名、操作方法を順番に   入力します。入力が終わったら【START】ボタンを押してください。   プロローグのあとに、幕間画面が表示されます。  4. 幕間画面について   【SAVE】 セーブ画面を表示して、現在のプレイデータを保存します。   【LOAD】 ロード画面を表示して、過去のプレイデータを読み込みます。   【PLAY RECORD】 これまでのプレイに関連した記録を見ることができます。   【BATTLE LOG】 保存した過去のログを見ることができます。   【SYSTEM】 操作方法のマニュアル/オートを切り替えることができます。    また、「SYSTEM CONFIG」画面に切り替えることもできます。   【NEXT CHAPTER】 次の章へと進みます。  5. セーブ・ロード画面について   左クリックでデータを選択します。右クリックでコンテキストメニューが開きます。   セーブする場合は、保存したいデータを選択してください。古いデータが存在する場   合、データは上書きされます。   ロードする場合は、読み込みたい既存のセーブデータを選択してください。   セーブデータは16個まで作ることができます。  6. 戦闘   戦闘の流れは基本的に対戦モードと同様です。   ストーリーモードでは艦の数は指定されています。   ストーリーの展開に応じて艦の種類や配置が制限される場合があります。   勝敗が着くと「BATTLE RESULT」画面が表示されます。  7. 戦闘後   「BATTLE RESULT」画面では、勝敗と各プレイヤーごとのスコアが表示されます。   ・「MISSON COMPLETE」はミッション成功です。    【次の章へ】を選択してください。幕間画面が表示されます。    ただし、各シナリオの最後の章では【終了】ボタンが表示されます。   ・「MISSON FAILED」はミッション失敗です。    【リプレイ】を選択すると、艦の配置から再度プレイできます。    【終了】を選択すると、タイトル画面に戻ります。 ■対戦モードのあそびかた 1. ゲームの準備をしよう  まず、プレイヤー情報を登録します。  【プレイヤー名】   あなたの名前です。  【操作モード】   ・マニュアル  プレイヤーが自分で操作します。   ・オート    コンピュータが自動で操作します。  【ネットワークモード】   ・サーバー   ネットワーク対戦時、参加者のうち一人のプレイヤーが選択して           ください。オフラインプレイ時も「サーバー」を選択してください。   ・クライアント ネットワーク対戦時、「サーバー」以外のプレイヤーが選択して           ください。  【ネットワークモード】が「サーバー」の場合のは加えて以下の項目も設定してください。  【プレイヤー数】   ゲームに参加する艦隊の数です(CPUの艦隊を含む)。  【各P】   ・CPU その艦隊をCPUが担当します。   ・MAN その艦隊をネットワーク上の他のプレイヤーが担当します。 2. ルールを設定しよう  基本設定は以下の6つの項目です。初めての場合はデフォルトのまま遊んでみましょう。  【コンピュータレベル】 自動操作の場合のコンピュータのレベルです。  【任務】 その対戦の勝敗条件です。  【マップサイズ】 対戦するマップの広さです。  【持ち時間】 自分のターンの持ち時間です。  【ラウンド制限】 ゲームが強制的に終了となるラウンド数です。   ※ラウンド制限のある【任務】のときのみ有効です。  【観戦許可】 観戦の可否を選択します。  普通のプレイに慣れてきたら【詳細設定】で刺激的なルールにカスタマイズできます。  【地形効果】 マップ上の特殊パネルをオン・オフします。  【ステルスモード】 潜水艦や地形効果によるステルス機能をオン・オフします。  【浮上周期】 潜水艦の沈んでいられるターン数です。   ※「0」にすると潜水艦は浮上しなくなります。  【艦数】 使用できる艦の数です。  【増援艦数】 増援できる艦の数です。  【燃料ポイント(FP)】 艦の保有する燃料の量です。  【補助兵器数(Destroyer)】駆逐艦が使える魚雷・機雷の数です。  【補助兵器数(Submarine)】潜水艦が使える魚雷・機雷の数です。  【ログページ数】 表示できるログのページ数です。   1ターンにつき1ページです。  【ハンディキャップ】 ハンディキャップの適用をオン・オフします。  ※【ハンディキャップ】について  これはネットワーク対戦時にのみ有効な項目です。  サーバ側とクライアント側が双方とも【ハンディキャップ】をオンにした場合には、  クライアント側は自身で設定したルールに基づいてプレイすることができます。  サーバ側とクライアント側、どちらか一方だけでもオフになっている場合は、  サーバ側のルール設定が双方に適用されます。  ただし、基本設定の6項目と「地形効果」の項目は、常にサーバ側の設定が適用されます。 3. ネットワーク接続について  ネットワーク対戦を行う場合には以下の設定が必要となります。  ※予めファイアウォールの設定で通信を許可しておいてください(FAQ参照)  ・サーバー側  【IP アドレス】【ポート】クライアント側のプレイヤーにこのアドレスと   ポート番号を教えて上げてください。  ・クライアント側  【サーバーアドレス】サーバ側のプレイヤーのIPアドレスを入力します。  【ポート】 サーバ側のプレイヤーのポート番号を入力します。  ※【INTERNET MODE】に関する補足  インターネットサーバーへの接続の場合、加えて【エリア】を必要に応じて入力します。  エリア名を入力して接続すると、該当のエリアがない場合にはエリアを作成できます。  すでに存在するエリア名で接続した場合、そのエリアで行なわれる対戦に参加すること  なります。対戦ルールは、エリア作成者が設定したルールが適用されます。  必要人数分の参加申請が完了すると艦隊編成(またはタッグチーム選択)へ移行します。  通常の通信対戦と異なり、艦隊編成やタッグチーム選択では時間制限がありますので、  ご注意ください。  準備ができたら【接続】ボタンで接続を試みます。  また同一のLAN内であればサーバー側が【接続】ボタンを選択後に、クライアント側が  【自動検出】ボタンを選択することで、自動的にサーバーと接続することも可能です。  接続が完了したら、対戦相手を【選択】してください。 4. タッグを組む相手を決めよう  タッグマッチであそぶ場合には、続いて「TAG MATCH SELECTION」画面が表示されます。  タッグを組みたい相手をひとり決めて【選択】してください。  誰でもよいときは画面上部の【自動選択】を押してもよいです。  タッグを希望する相手がお互いに一致している場合、希望する相手とタッグを組むこと  ができます。それ以外の場合では、残っているプレイヤーの中からランダムでタッグを  組む相手が決定されます。  他プレイヤーがすべてCPUに設定されているときは、すべて自動でタッグが決まります。 5. 艦を配置しよう  いよいよマップに艦を配置します。戦いはもう始まっています!  a-1. 【LIST OF SHIPS】より、配置したい艦を選択します。  a-2. マップ上の艦を置きたいパネルを選択します。  a-3. マップに艦が配置されます。  b-1. 【LIST OF SHIPS】より、配置したい艦を選択します。  b-2. マップ上の艦を置きたいパネルにドラッグ・アンド・ドロップします。  b-3. マップに艦が配置されます。  全ての艦を配置したら【決定】ボタンを選択して、ゲーム開始です。 6. 旗艦を決定しよう  ルール設定における【任務】の項目で【敵旗艦の撃破】【敵旗艦急襲】【短期決戦】  【友軍の救援(旗艦)】のいずれかを選択した場合には、旗艦を決定する必要があります。  マップに配置した艦の中から、艦隊の要となる艦を選択します。  旗艦が撃沈されると敗北となりますので、じっくり考えましょう。 ■ 戦闘画面の操作方法 1. 各マウスボタンの役割  ・左クリック:選択  ・右クリック:キャンセル 2. メインビュー(画面左側)  ・上部:Infoバー   現在の手番情報と手番プレイヤーの残り時間が表示されます。  ・中央:戦闘海域マップ   現在対戦中の海域マップが表示されます。生存している自艦の配置と既知の地形   情報を確認できます。手番のときにはこのマップ上でコマンド操作を行ないます。  ・下部:メッセージ欄   対戦ログが表示されています。左下の歯車アイコンから音量やアニメーションなど、   一部システム設定を変更できます。 3. サイドビュー(画面右側)  ・プレイヤー名   左(右)クリックすることで、これまでの対戦の統計情報などが閲覧できます。  ・各艦の項目   左クリックするとその艦のコマンドメニューを開きます(手番のとき)。   また、右クリックでその艦の詳細情報が表示されます。 4. コマンドメニュー  自分の手番になったら、マップ上の自分の艦を選択してみてください。  以下のようなコマンドメニューが表示されます。  【移動】 選択した艦を移動します。   移動できるのは縦または横方向です。斜めには移動できません。  【攻撃】 選択した艦で隣接する8パネルの中から任意の一つに攻撃を行ないます。  【補助兵器】 魚雷を発射、または機雷を敷設するためのコマンドです。   魚雷は発射する艦が配置されているパネル以外の任意のパネルを発射先   に指定します。   機雷は敷設する艦が配置されているパネルとその隣接8パネルのうち一つ   に敷設することができます。  【増援】 撃沈された艦がある場合、その艦と同じ艦種をマップ上に再配置します。   増援の艦を配置できるのは、それまでに攻撃もしくは移動したことのある   パネルだけになります。  【旗艦変更】 選択した艦が旗艦に設定されている場合、別の艦に旗艦を変更します。  【投了】 戦闘での自分の負けを認めます。   投了した時点で自艦全滅と同じ扱いになります。  【パス】 すべての艦が行動不能の場合で敗北がまだ決定していない場合のみ、手番を   パスすることができます。通常は表示されません。  艦が配置されていないパネルを選択したときは、以下のようなメニューが表示されます。  【増援】 上記の増援と同じコマンドです。  【勝敗条件】 勝敗条件を確認できます。Ver6.01以降は友軍情報も確認できます。  【投了】 上記の投了と同じコマンドです。  【パス】 上記のパスと同じコマンドです。通常は表示されません。  ※自分の手番の中で選べるのはこれらのコマンドの中で一つのみです。たとえば【移動】   を選んだら【攻撃】を行うことはできません。   【勝敗条件】はコマンドには含まれないので該当しません。  ※ほとんどのコマンドは指定の燃料ポイント(FP)の消費を必要とします。   詳細は添付のRuleBook.txtを参照してください。  ※すべての艦が行動不能の場合で勝敗がまだ決していない場合、手番を【パス】するか   あるいは【投了】するか、いずれかを必ず選択します。  勝敗が決まると自動的に「BATTLE RESULT」画面に移動します。 ■アーケードモードのあそびかた  対戦モードの時と同様に、【プレイヤー名】と【操作モード】を決定してください。  続いて、ゲームの難易度を決定してください。  クリアするごとにマップサイズが一回りずつ大きくなっていきます。任務「制海権の獲得」  の標準ルールで戦っていきます。なお、ステージの合間にセーブすることはできません。 ■FAQ Q: BattleShipGameをもっていない友達と対戦プレイがしたい! A: 当サークル「人工言語研究会」のサイト(https://artificial-lang-labs.info/)にて   体験版を配布しております。   こちらを利用すれば「製品版:サーバー 体験版:クライアント」にすることで対戦   プレイを行うことができます。 Q: 古いバージョンのプログラムを持ってるんだけど。 A: Ver5.10以降ならば互換性があります。   それ以前のバージョン(Ver5.0x系列)については、パッチを使用してVer5.10以降に   アップデートすることができます。アップデートパッチは、当サークルのサイトから   ダウンロードしてください。   ただし、制限事項として、Ver5.20以降とVer5.10でネットワーク対戦を行う場合、   ハンディキャップモードは常に無効になります。 Q: ネットワーク対戦がうまくいかないんだけど。 A: 原因としてファイアウォールの設定が考えられます。  ※Windows付属のファイアウォールをご利用の場合   同梱の「AutoFirewallSettings.bat」を実行して通信許可の設定ができます。   詳しくは「ReadMe_AutoFirewallSettings.txt」を参照してください。   手動で設定する場合は「プログラムのファイルと検索」にて「ファイアウォール」と   入力し、「Windowsファイアウォール > 許可されたアプリ」にて「BattleShipGame.exe」   を許可してください。  ※市販のファイアウォールをご利用の場合   市販のファイアウォールソフトの設定で「BattleShipGame.exe」を許可してください。 Q: 周りに人がいるしアプリの音を出なくしたいんだけど。 A:「SYSTEM CONFIG」画面から、サウンドのオン・オフを切り替えることができます。   また、対戦中は画面左下のシステム設定ボタン(歯車のアイコン)から、サウンドの   調整ができます。 Q: メニュー表示が英語になってるんだけど。 A:「SYSTEM CONFIG」画面で、表記言語を English / Japanese から選択できます。   ただし、ストーリーモードのシナリオテキストは日本語のみになります。 Q: 表記言語を英語に設定したのにシナリオのテキストは日本語になってるんだけど。 A: 英語版のシナリオテキストは、申し訳ありませんが現段階では未実装です。 Q: CPUの負荷が高いようなのだけど。 A:「SYSTEM CONFIG」画面でフレームレートを下げるとCPU負荷が下がる可能性があります。   既定値から下げる場合、まずは30fpsをおすすめします。 Q: そもそもアプリが起動しないんだけど。 A: Microsoftのサイトより最新のVisual C++ 2019のランタイムとDirectXランタイムを   入手し、インストールしてください(詳しくは「■インストール」の項目を参照)。   https://visualstudio.microsoft.com/ja/downloads/#other-ja-family   ※BattleShipGame Ver5.0x系ではVisual C++ 2013のランタイムを使用していたため、   Ver5.10以降へのアップデートの際には、Visual C++ 2017(2019)のランタイムを   インストールし直す必要がある場合があります。   ※BattleShipGame Ver6.11よりビルド環境をVisual C++ 2019へ移行しました。   Ver6.10以前のプログラムが動作する環境では、Ver6.11以降もそのまま動作するはず   です。もしプログラムが正常に起動しない場合は、Visual C++ 2019のランタイムを   上記アドレスから入手し、インストールし直してください。  本ソフトウェアにて問題が生じた場合は下記メールアドレスまでご連絡ください。 ================================================== 人工言語研究会 URL: https://artificial-lang-labs.info/ E-mail: artificial.lang.labs@gmail.com ================================================== ※本ソフトウェアは有償のソフトウェアです。  著作権は「人工言語研究会」が保有します。  無断転載、及び無断商用利用を禁じます。 ※本ソフトウェアを使用したことにより生じるすべての障害・損害・不具合等に関して、  当団体とその関係者は一切の責任を負いません。各自の責任においてご利用ください。 ※今後のバグ対応・アップデートのお知らせは以下のURLにて行います。 https://artificial-lang-labs.info/ http://ch.nicovideo.jp/Lab_Arti_Ling/